坩堝と黄金樹の成り立ち

結論
 坩堝とは生命を混ぜ合わせた状態であり、黄金樹はこの原初の生命から様々な生き物を生み出した。 坩堝はやがて琥珀となり、琥珀は生命の残滓と呼ばれる。


坩堝の騎士
 黄金樹の坩堝を理解する為に、坩堝の騎士について考える。

 坩堝の騎士に対してヘッドショットは効かない。その力は坩堝瘤のタリスマンに由来する。
 また坩堝の祈祷を使用する際、坩堝の騎士は紋章が発生しない。 竜が炎を吐くのと同様で、坩堝の肉体に備わった機能である事を示す。
 攻撃を与えた時のヒットエフェクトは特殊で、ルーンの欠片のようなものが飛び散る。 同様のエフェクトはラダゴンである。(エルデの獣の体液は白い)ラダゴンの身体は空洞であり、体内には黒いモヤと琥珀が見てとれる。
セレン曰く、琥珀は古い生命の残滓である。

 以上を踏まえると、坩堝の騎士には琥珀(生命の残滓)が宿っている。 琥珀とは生命そのものと言い換えても良い。 坩堝の騎士とは、鎧に閉じ込められた原初の生命だと言えるだろう。 坩堝に長く振れた事によってか、坩堝の鎧は葉脈のように波打っている。

 この考察に基づけば、坩堝の騎士に白い影(人と亜人に有効)が効かない事や、命奪拳が有効なことも頷ける。


黄金樹の原初の生命
 坩堝は原初の生命と言われるが、黄金樹がなかった時代 たしかに他の生命は存在した。
黄金樹はそれらの生命を吸収し、混ぜ合わせたのではないだろうか。

 黄金樹なき時代*1にエルデの流星が飛来した。 黄金樹の敵は全てだった。数知れぬ勝利によって それは律となったのだ。*2

 狭間の地の動物たちには坩堝の諸相が見てとれる。 それは生命が混じりあっている事の証明でもある。 大タコは繁殖に人血(黄金)を求め、ホヤを倒せば人にしか宿らない祝福を落とす。 地下墓地を訪れれば大樹根が死体を飲み込んでいる様が見れるだろう。

 黄金樹の原初の生命とは、黄金樹勢力が滅ぼした狭間の地 全土の命だったのではないだろうか。
 黄金樹は取り込んだ生命を混ぜ合わせ、その内部を坩堝と化し、再び生命を生み出したのだと考察する。 それこそが、坩堝が原初の生命と言われる所以である。

ヘッドショット判定の動画
各種フレーバーなどはTwitterを参照

*1:竜のタワーシールド

*2:黄金樹の護り