ジークの酒とは何か

ジークの酒とは何か

イルシールの暖炉前でジークは以下のように語る

そうだ、貴公、共に食事はどうだ?
ジークバルト特製のエストスープが、
丁度できあがったところなんだ
不死者とて、たまには真似事もよいものだぞ
そして、再会の祝杯といこうじゃないか
貴公の勇気と、我が剣、そして我らそれぞれの使命に
太陽あれ!

近くには鍋に入った「エストスープ」が置かれている。エストスープの回復には冷気耐性UP効果は付属されていない。このことからエストスープはジークの酒ではない事がわかる。


エストとは何か

エストは不死人の体力を回復し、篝火に座ることで補給される。DS1ではエスト瓶とその中身は火防女や篝火と深く繋がっていることが語られた。エスト瓶の使用回数を増やす注ぎ火の秘儀は、DS1時代以降に失われる。

エスト瓶

火防女の魂から、その緑瓶は生まれる
彼女たちは、生きて篝火を守り
死してなお、その熱を守り続けるのだ
火防女の魂

いつかどこかにいた火防女の魂
火防女とは篝火の化身であり
捧げられた人間性の憑代である
その魂は、無数の人間性に食い荒らされ
不死の宝、エスト瓶の力を高めるという
エスト瓶の破片
かけらそのものにエストが深く染みついている
エスト瓶に力を移すことで、
瓶の使用回数を増やすことができる

DS2とDS3の時代でエストの欠片は各地に点在している。DS1では篝火でエストの使用回数が増やせるが、DS2では緑衣の巡礼、DS3ではアンドレイがエストを増やせる。エストの欠片の加工は篝火に限られたものでないことがわかる。
以上の事から、エストスープはエストやエストの欠片を元に作られていると推測できる。
一部の亡者もエストを使用する為、鍋に入っている以外は同じものだと思われる。DS1で上級騎士からエスト瓶が渡されたように、他人のエストを飲む事が可能である。

エストの欠片は火防女との関わりが強い。篝火に座った時、エスト瓶同様にエストスープも補給される。これはエストスープがその名の通りエスト瓶と深い関わりがあることを示している。
(篝火の強さがエストスープの回復量に影響を及ぼしているかどうかは未調査)

ジークの酒

ジークの酒

カタリナのジークバルト謹製の酒
樽のジョッキに満たされた旅用の品
HPを回復し、一時的に冷気耐性も高める
本来、不死人が酒を楽しめるはずもなく
ジークバルトは何らかの工夫を凝らしたのだろう
不死の時はあまりに長く、酒と謳歌が欲しいのだ

ジークの酒とエストスープとの違いは冷気耐性UP効果の有無にある。
ジークの酒の精製方法にはいくつかの説を挙げられる

  1. エストスープ+酒 説
    生者の真似事として酒を加えた説

  2. エストスープ+凍青の苔玉 説
    効果に該当する冷気耐性UPアイテム

  3. エストスープ発酵 説
    絵画が腐る等の表現から、発酵も可能であるとする説

  4. エストスープ≠ジークの酒 説
    そもそも別のアイテムであるという説

  5. エストスープ+人 説
    モブを倒すとエストを得る、混ぜることで効能が変わるかも………

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ジークの酒とは何か?

ありきたりな結論だが、ジークの酒とはエストスープ、エストと深く関わるものである。冷気耐性UP効果の部分が、ジークの酒たる所以なのだろう。